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使徒行伝 15:32-41 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

32. ユダとシラスとは共に預言者であったので、多くの言葉をもって兄弟たちを励まし、また力づけた。

33. ふたりは、しばらくの時を、そこで過ごした後、兄弟たちから、旅の平安を祈られて、見送りを受け、自分らを派遣した人々のところに帰って行った。〔

34. しかし、シラスだけは、引きつづきとどまることにした。〕

35. パウロとバルナバとはアンテオケに滞在をつづけて、ほかの多くの人たちと共に、主の言葉を教えかつ宣べ伝えた。

36. 幾日かの後、パウロはバルナバに言った、「さあ、前に主の言葉を伝えたすべての町々にいる兄弟たちを、また訪問して、みんながどうしているかを見てこようではないか」。

37. そこで、バルナバはマルコというヨハネも一緒に連れて行くつもりでいた。

38. しかし、パウロは、前にパンフリヤで一行から離れて、働きを共にしなかったような者は、連れて行かないがよいと考えた。

39. こうして激論が起り、その結果ふたりは互に別れ別れになり、バルナバはマルコを連れてクプロに渡って行き、

40. パウロはシラスを選び、兄弟たちから主の恵みにゆだねられて、出発した。

41. そしてパウロは、シリヤ、キリキヤの地方をとおって、諸教会を力づけた。

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