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使徒行伝 15:26-39 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

26. このふたりは、われらの主イエス・キリストの名のために、その命を投げ出した人々であるが、

27. 彼らと共に、ユダとシラスとを派遣する次第である。この人たちは、あなたがたに、同じ趣旨のことを、口頭でも伝えるであろう。

28. すなわち、聖霊とわたしたちとは、次の必要事項のほかは、どんな負担をも、あなたがたに負わせないことに決めた。

29. それは、偶像に供えたものと、血と、絞め殺したものと、不品行とを、避けるということである。これらのものから遠ざかっておれば、それでよろしい。以上」。

30. さて、一行は人々に見送られて、アンテオケに下って行き、会衆を集めて、その書面を手渡した。

31. 人々はそれを読んで、その勧めの言葉をよろこんだ。

32. ユダとシラスとは共に預言者であったので、多くの言葉をもって兄弟たちを励まし、また力づけた。

33. ふたりは、しばらくの時を、そこで過ごした後、兄弟たちから、旅の平安を祈られて、見送りを受け、自分らを派遣した人々のところに帰って行った。〔

34. しかし、シラスだけは、引きつづきとどまることにした。〕

35. パウロとバルナバとはアンテオケに滞在をつづけて、ほかの多くの人たちと共に、主の言葉を教えかつ宣べ伝えた。

36. 幾日かの後、パウロはバルナバに言った、「さあ、前に主の言葉を伝えたすべての町々にいる兄弟たちを、また訪問して、みんながどうしているかを見てこようではないか」。

37. そこで、バルナバはマルコというヨハネも一緒に連れて行くつもりでいた。

38. しかし、パウロは、前にパンフリヤで一行から離れて、働きを共にしなかったような者は、連れて行かないがよいと考えた。

39. こうして激論が起り、その結果ふたりは互に別れ別れになり、バルナバはマルコを連れてクプロに渡って行き、

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