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ローマ人への手紙 14:9-23 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

9. なぜなら、キリストは、死者と生者との主となるために、死んで生き返られたからである。

10. それだのに、あなたは、なぜ兄弟をさばくのか。あなたは、なぜ兄弟を軽んじるのか。わたしたちはみな、神のさばきの座の前に立つのである。

11. すなわち、「主が言われる。わたしは生きている。すべてのひざは、わたしに対してかがみ、すべての舌は、神にさんびをささげるであろう」と書いてある。

12. だから、わたしたちひとりびとりは、神に対して自分の言いひらきをすべきである。

13. それゆえ、今後わたしたちは、互にさばき合うことをやめよう。むしろ、あなたがたは、妨げとなる物や、つまずきとなる物を兄弟の前に置かないことに、決めるがよい。

14. わたしは、主イエスにあって知りかつ確信している。それ自体、汚れているものは一つもない。ただ、それが汚れていると考える人にだけ、汚れているのである。

15. もし食物のゆえに兄弟を苦しめるなら、あなたは、もはや愛によって歩いているのではない。あなたの食物によって、兄弟を滅ぼしてはならない。キリストは彼のためにも、死なれたのである。

16. それだから、あなたがたにとって良い事が、そしりの種にならぬようにしなさい。

17. 神の国は飲食ではなく、義と、平和と、聖霊における喜びとである。

18. こうしてキリストに仕える者は、神に喜ばれ、かつ、人にも受けいれられるのである。

19. こういうわけで、平和に役立つことや、互の徳を高めることを、追い求めようではないか。

20. 食物のことで、神のみわざを破壊してはならない。すべての物はきよい。ただ、それを食べて人をつまずかせる者には、悪となる。

21. 肉を食わず、酒を飲まず、そのほか兄弟をつまずかせないのは、良いことである。

22. あなたの持っている信仰を、神のみまえに、自分自身に持っていなさい。自ら良いと定めたことについて、やましいと思わない人は、さいわいである。

23. しかし、疑いながら食べる者は、信仰によらないから、罪に定められる。すべて信仰によらないことは、罪である。

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