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ローマ人への手紙 12:1-17 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

1. 兄弟たちよ。そういうわけで、神のあわれみによってあなたがたに勧める。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、生きた、聖なる供え物としてささげなさい。それが、あなたがたのなすべき霊的な礼拝である。

2. あなたがたは、この世と妥協してはならない。むしろ、心を新たにすることによって、造りかえられ、何が神の御旨であるか、何が善であって、神に喜ばれ、かつ全きことであるかを、わきまえ知るべきである。

3. わたしは、自分に与えられた恵みによって、あなたがたひとりびとりに言う。思うべき限度を越えて思いあがることなく、むしろ、神が各自に分け与えられた信仰の量りにしたがって、慎み深く思うべきである。

4. なぜなら、一つのからだにたくさんの肢体があるが、それらの肢体がみな同じ働きをしてはいないように、

5. わたしたちも数は多いが、キリストにあって一つのからだであり、また各自は互に肢体だからである。

6. このように、わたしたちは与えられた恵みによって、それぞれ異なった賜物を持っているので、もし、それが預言であれば、信仰の程度に応じて預言をし、

7. 奉仕であれば奉仕をし、また教える者であれば教え、

8. 勧めをする者であれば勧め、寄附する者は惜しみなく寄附し、指導する者は熱心に指導し、慈善をする者は快く慈善をすべきである。

9. 愛には偽りがあってはならない。悪は憎み退け、善には親しみ結び、

10. 兄弟の愛をもって互にいつくしみ、進んで互に尊敬し合いなさい。

11. 熱心で、うむことなく、霊に燃え、主に仕え、

12. 望みをいだいて喜び、患難に耐え、常に祈りなさい。

13. 貧しい聖徒を助け、努めて旅人をもてなしなさい。

14. あなたがたを迫害する者を祝福しなさい。祝福して、のろってはならない。

15. 喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい。

16. 互に思うことをひとつにし、高ぶった思いをいだかず、かえって低い者たちと交わるがよい。自分が知者だと思いあがってはならない。

17. だれに対しても悪をもって悪に報いず、すべての人に対して善を図りなさい。

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