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ルカによる福音書 9:19-31 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

19. 彼らは答えて言った、「バプテスマのヨハネだと、言っています。しかしほかの人たちは、エリヤだと言い、また昔の預言者のひとりが復活したのだと、言っている者もあります」。

20. 彼らに言われた、「それでは、あなたがたはわたしをだれと言うか」。ペテロが答えて言った、「神のキリストです」。

21. イエスは彼らを戒め、この事をだれにも言うなと命じ、そして言われた、

22. 「人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちに捨てられ、また殺され、そして三日目によみがえる」。

23. それから、みんなの者に言われた、「だれでもわたしについてきたいと思うなら、自分を捨て、日々自分の十字架を負うて、わたしに従ってきなさい。

24. 自分の命を救おうと思う者はそれを失い、わたしのために自分の命を失う者は、それを救うであろう。

25. 人が全世界をもうけても、自分自身を失いまたは損したら、なんの得になろうか。

26. わたしとわたしの言葉とを恥じる者に対しては、人の子もまた、自分の栄光と、父と聖なる御使との栄光のうちに現れて来るとき、その者を恥じるであろう。

27. よく聞いておくがよい、神の国を見るまでは、死を味わわない者が、ここに立っている者の中にいる」。

28. これらのことを話された後、八日ほどたってから、イエスはペテロ、ヨハネ、ヤコブを連れて、祈るために山に登られた。

29. 祈っておられる間に、み顔の様が変り、み衣がまばゆいほどに白く輝いた。

30. すると見よ、ふたりの人がイエスと語り合っていた。それはモーセとエリヤであったが、

31. 栄光の中に現れて、イエスがエルサレムで遂げようとする最後のことについて話していたのである。

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