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ルカによる福音書 24:7-20 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

7. すなわち、人の子は必ず罪人らの手に渡され、十字架につけられ、そして三日目によみがえる、と仰せられたではないか」。

8. そこで女たちはその言葉を思い出し、

9. 墓から帰って、これらいっさいのことを、十一弟子や、その他みんなの人に報告した。

10. この女たちというのは、マグダラのマリヤ、ヨハンナ、およびヤコブの母マリヤであった。彼女たちと一緒にいたほかの女たちも、このことを使徒たちに話した。

11. ところが、使徒たちには、それが愚かな話のように思われて、それを信じなかった。〔

12. ペテロは立って墓へ走って行き、かがんで中を見ると、亜麻布だけがそこにあったので、事の次第を不思議に思いながら帰って行った。〕

13. この日、ふたりの弟子が、エルサレムから七マイルばかり離れたエマオという村へ行きながら、

14. このいっさいの出来事について互に語り合っていた。

15. 語り合い論じ合っていると、イエスご自身が近づいてきて、彼らと一緒に歩いて行かれた。

16. しかし、彼らの目がさえぎられて、イエスを認めることができなかった。

17. イエスは彼らに言われた、「歩きながら互に語り合っているその話は、なんのことなのか」。彼らは悲しそうな顔をして立ちどまった。

18. そのひとりのクレオパという者が、答えて言った、「あなたはエルサレムに泊まっていながら、あなただけが、この都でこのごろ起ったことをご存じないのですか」。

19. 「それは、どんなことか」と言われると、彼らは言った、「ナザレのイエスのことです。あのかたは、神とすべての民衆との前で、わざにも言葉にも力ある預言者でしたが、

20. 祭司長たちや役人たちが、死刑に処するために引き渡し、十字架につけたのです。

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