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ルカによる福音書 24:25-37 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

25. そこでイエスが言われた、「ああ、愚かで心のにぶいため、預言者たちが説いたすべての事を信じられない者たちよ。

26. キリストは必ず、これらの苦難を受けて、その栄光に入るはずではなかったのか」。

27. こう言って、モーセやすべての預言者からはじめて、聖書全体にわたり、ご自身についてしるしてある事どもを、説きあかされた。

28. それから、彼らは行こうとしていた村に近づいたが、イエスがなお先へ進み行かれる様子であった。

29. そこで、しいて引き止めて言った、「わたしたちと一緒にお泊まり下さい。もう夕暮になっており、日もはや傾いています」。イエスは、彼らと共に泊まるために、家にはいられた。

30. 一緒に食卓につかれたとき、パンを取り、祝福してさき、彼らに渡しておられるうちに、

31. 彼らの目が開けて、それがイエスであることがわかった。すると、み姿が見えなくなった。

32. 彼らは互に言った、「道々お話しになったとき、また聖書を説き明してくださったとき、お互の心が内に燃えたではないか」。

33. そして、すぐに立ってエルサレムに帰って見ると、十一弟子とその仲間が集まっていて、

34. 「主は、ほんとうによみがえって、シモンに現れなさった」と言っていた。

35. そこでふたりの者は、途中であったことや、パンをおさきになる様子でイエスだとわかったことなどを話した。

36. こう話していると、イエスが彼らの中にお立ちになった。〔そして「やすかれ」と言われた。〕

37. 彼らは恐れ驚いて、霊を見ているのだと思った。

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