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ルカによる福音書 21:26-38 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

26. 人々は世界に起ろうとする事を思い、恐怖と不安で気絶するであろう。もろもろの天体が揺り動かされるからである。

27. そのとき、大いなる力と栄光とをもって、人の子が雲に乗って来るのを、人々は見るであろう。

28. これらの事が起りはじめたら、身を起し頭をもたげなさい。あなたがたの救が近づいているのだから」。

29. それから一つの譬を話された、「いちじくの木を、またすべての木を見なさい。

30. はや芽を出せば、あなたがたはそれを見て、夏がすでに近いと、自分で気づくのである。

31. このようにあなたがたも、これらの事が起るのを見たなら、神の国が近いのだとさとりなさい。

32. よく聞いておきなさい。これらの事が、ことごとく起るまでは、この時代は滅びることがない。

33. 天地は滅びるであろう。しかしわたしの言葉は決して滅びることがない。

34. あなたがたが放縦や、泥酔や、世の煩いのために心が鈍っているうちに、思いがけないとき、その日がわなのようにあなたがたを捕えることがないように、よく注意していなさい。

35. その日は地の全面に住むすべての人に臨むのであるから。

36. これらの起ろうとしているすべての事からのがれて、人の子の前に立つことができるように、絶えず目をさまして祈っていなさい」。

37. イエスは昼のあいだは宮で教え、夜には出て行ってオリブという山で夜をすごしておられた。

38. 民衆はみな、み教を聞こうとして、いつも朝早く宮に行き、イエスのもとに集まった。

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