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ルカによる福音書 21:19-30 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

19. あなたがたは耐え忍ぶことによって、自分の魂をかち取るであろう。

20. エルサレムが軍隊に包囲されるのを見たならば、そのときは、その滅亡が近づいたとさとりなさい。

21. そのとき、ユダヤにいる人々は山へ逃げよ。市中にいる者は、そこから出て行くがよい。また、いなかにいる者は市内にはいってはいけない。

22. それは、聖書にしるされたすべての事が実現する刑罰の日であるからだ。

23. その日には、身重の女と乳飲み子をもつ女とは、不幸である。地上には大きな苦難があり、この民にはみ怒りが臨み、

24. 彼らはつるぎの刃に倒れ、また捕えられて諸国へ引きゆかれるであろう。そしてエルサレムは、異邦人の時期が満ちるまで、彼らに踏みにじられているであろう。

25. また日と月と星とに、しるしが現れるであろう。そして、地上では、諸国民が悩み、海と大波とのとどろきにおじ惑い、

26. 人々は世界に起ろうとする事を思い、恐怖と不安で気絶するであろう。もろもろの天体が揺り動かされるからである。

27. そのとき、大いなる力と栄光とをもって、人の子が雲に乗って来るのを、人々は見るであろう。

28. これらの事が起りはじめたら、身を起し頭をもたげなさい。あなたがたの救が近づいているのだから」。

29. それから一つの譬を話された、「いちじくの木を、またすべての木を見なさい。

30. はや芽を出せば、あなたがたはそれを見て、夏がすでに近いと、自分で気づくのである。

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