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ルカによる福音書 2:13-26 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

13. するとたちまち、おびただしい天の軍勢が現れ、御使と一緒になって神をさんびして言った、

14. 「いと高きところでは、神に栄光があるように、地の上では、み心にかなう人々に平和があるように」。

15. 御使たちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼たちは「さあ、ベツレヘムへ行って、主がお知らせ下さったその出来事を見てこようではないか」と、互に語り合った。

16. そして急いで行って、マリヤとヨセフ、また飼葉おけに寝かしてある幼な子を捜しあてた。

17. 彼らに会った上で、この子について自分たちに告げ知らされた事を、人々に伝えた。

18. 人々はみな、羊飼たちが話してくれたことを聞いて、不思議に思った。

19. しかし、マリヤはこれらの事をことごとく心に留めて、思いめぐらしていた。

20. 羊飼たちは、見聞きしたことが何もかも自分たちに語られたとおりであったので、神をあがめ、またさんびしながら帰って行った。

21. 八日が過ぎ、割礼をほどこす時となったので、受胎のまえに御使が告げたとおり、幼な子をイエスと名づけた。

22. それから、モーセの律法による彼らのきよめの期間が過ぎたとき、両親は幼な子を連れてエルサレムへ上った。

23. それは主の律法に「母の胎を初めて開く男の子はみな、主に聖別された者と、となえられねばならない」と書いてあるとおり、幼な子を主にささげるためであり、

24. また同じ主の律法に、「山ばと一つがい、または、家ばとのひな二羽」と定めてあるのに従って、犠牲をささげるためであった。

25. その時、エルサレムにシメオンという名の人がいた。この人は正しい信仰深い人で、イスラエルの慰められるのを待ち望んでいた。また聖霊が彼に宿っていた。

26. そして主のつかわす救主に会うまでは死ぬことはないと、聖霊の示しを受けていた。

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