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ルカによる福音書 18:17-29 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

17. よく聞いておくがよい。だれでも幼な子のように神の国を受けいれる者でなければ、そこにはいることは決してできない」。

18. また、ある役人がイエスに尋ねた、「よき師よ、何をしたら永遠の生命が受けられましょうか」。

19. イエスは言われた、「なぜわたしをよき者と言うのか。神ひとりのほかによい者はいない。

20. いましめはあなたの知っているとおりである、『姦淫するな、殺すな、盗むな、偽証を立てるな、父と母とを敬え』」。

21. すると彼は言った、「それらのことはみな、小さい時から守っております」。

22. イエスはこれを聞いて言われた、「あなたのする事がまだ一つ残っている。持っているものをみな売り払って、貧しい人々に分けてやりなさい。そうすれば、天に宝を持つようになろう。そして、わたしに従ってきなさい」。

23. 彼はこの言葉を聞いて非常に悲しんだ。大金持であったからである。

24. イエスは彼の様子を見て言われた、「財産のある者が神の国にはいるのはなんとむずかしいことであろう。

25. 富んでいる者が神の国にはいるよりは、らくだが針の穴を通る方が、もっとやさしい」。

26. これを聞いた人々が、「それでは、だれが救われることができるのですか」と尋ねると、

27. イエスは言われた、「人にはできない事も、神にはできる」。

28. ペテロが言った、「ごらんなさい、わたしたちは自分のものを捨てて、あなたに従いました」。

29. イエスは言われた、「よく聞いておくがよい。だれでも神の国のために、家、妻、兄弟、両親、子を捨てた者は、

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