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ルカによる福音書 14:1-11 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

1. ある安息日のこと、食事をするために、あるパリサイ派のかしらの家にはいって行かれたが、人々はイエスの様子をうかがっていた。

2. するとそこに、水腫をわずらっている人が、みまえにいた。

3. イエスは律法学者やパリサイ人たちにむかって言われた、「安息日に人をいやすのは、正しいことかどうか」。

4. 彼らは黙っていた。そこでイエスはその人に手を置いていやしてやり、そしてお帰しになった。

5. それから彼らに言われた、「あなたがたのうちで、自分のむすこか牛が井戸に落ち込んだなら、安息日だからといって、すぐに引き上げてやらない者がいるだろうか」。

6. 彼らはこれに対して返す言葉がなかった。

7. 客に招かれた者たちが上座を選んでいる様子をごらんになって、彼らに一つの譬を語られた。

8. 「婚宴に招かれたときには、上座につくな。あるいは、あなたよりも身分の高い人が招かれているかも知れない。

9. その場合、あなたとその人とを招いた者がきて、『このかたに座を譲ってください』と言うであろう。そのとき、あなたは恥じ入って末座につくことになるであろう。

10. むしろ、招かれた場合には、末座に行ってすわりなさい。そうすれば、招いてくれた人がきて、『友よ、上座の方へお進みください』と言うであろう。そのとき、あなたは席を共にするみんなの前で、面目をほどこすことになるであろう。

11. おおよそ、自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるであろう」。

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