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ルカによる福音書 1:5-15 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

5. ユダヤの王ヘロデの世に、アビヤの組の祭司で名をザカリヤという者がいた。その妻はアロン家の娘のひとりで、名をエリサベツといった。

6. ふたりとも神のみまえに正しい人であって、主の戒めと定めとを、みな落度なく行っていた。

7. ところが、エリサベツは不妊の女であったため、彼らには子がなく、そしてふたりともすでに年老いていた。

8. さてザカリヤは、その組が当番になり神のみまえに祭司の務をしていたとき、

9. 祭司職の慣例に従ってくじを引いたところ、主の聖所にはいって香をたくことになった。

10. 香をたいている間、多くの民衆はみな外で祈っていた。

11. すると主の御使が現れて、香壇の右に立った。

12. ザカリヤはこれを見て、おじ惑い、恐怖の念に襲われた。

13. そこで御使が彼に言った、「恐れるな、ザカリヤよ、あなたの祈が聞きいれられたのだ。あなたの妻エリサベツは男の子を産むであろう。その子をヨハネと名づけなさい。

14. 彼はあなたに喜びと楽しみとをもたらし、多くの人々もその誕生を喜ぶであろう。

15. 彼は主のみまえに大いなる者となり、ぶどう酒や強い酒をいっさい飲まず、母の胎内にいる時からすでに聖霊に満たされており、

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