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ヨハネの第一の手紙 2:19-29 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

19. 彼らはわたしたちから出て行った。しかし、彼らはわたしたちに属する者ではなかったのである。もし属する者であったなら、わたしたちと一緒にとどまっていたであろう。しかし、出て行ったのは、元来、彼らがみなわたしたちに属さない者であることが、明らかにされるためである。

20. しかし、あなたがたは聖なる者に油を注がれているので、あなたがたすべてが、そのことを知っている。

21. わたしが書きおくったのは、あなたがたが真理を知らないからではなく、それを知っているからであり、また、すべての偽りは真理から出るものでないことを、知っているからである。

22. 偽り者とは、だれであるか。イエスのキリストであることを否定する者ではないか。父と御子とを否定する者は、反キリストである。

23. 御子を否定する者は父を持たず、御子を告白する者は、また父をも持つのである。

24. 初めから聞いたことが、あなたがたのうちに、とどまるようにしなさい。初めから聞いたことが、あなたがたのうちにとどまっておれば、あなたがたも御子と父とのうちに、とどまることになる。

25. これが、彼自らわたしたちに約束された約束であって、すなわち、永遠のいのちである。

26. わたしは、あなたがたを惑わす者たちについて、これらのことを書きおくった。

27. あなたがたのうちには、キリストからいただいた油がとどまっているので、だれにも教えてもらう必要はない。この油が、すべてのことをあなたがたに教える。それはまことであって、偽りではないから、その油が教えたように、あなたがたは彼のうちにとどまっていなさい。

28. そこで、子たちよ。キリストのうちにとどまっていなさい。それは、彼が現れる時に、確信を持ち、その来臨に際して、みまえに恥じいることがないためである。

29. 彼の義なるかたであることがわかれば、義を行う者はみな彼から生れたものであることを、知るであろう。

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