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ヨハネによる福音書 9:21-29 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

21. しかし、どうしていま見えるようになったのか、それは知りません。また、だれがその目をあけて下さったのかも知りません。あれに聞いて下さい。あれはもうおとなですから、自分のことは自分で話せるでしょう」。

22. 両親はユダヤ人たちを恐れていたので、こう答えたのである。それは、もしイエスをキリストと告白する者があれば、会堂から追い出すことに、ユダヤ人たちが既に決めていたからである。

23. 彼の両親が「おとなですから、あれに聞いて下さい」と言ったのは、そのためであった。

24. そこで彼らは、盲人であった人をもう一度呼んで言った、「神に栄光を帰するがよい。あの人が罪人であることは、わたしたちにはわかっている」。

25. すると彼は言った、「あのかたが罪人であるかどうか、わたしは知りません。ただ一つのことだけ知っています。わたしは盲であったが、今は見えるということです」。

26. そこで彼らは言った、「その人はおまえに何をしたのか。どんなにしておまえの目をあけたのか」。

27. 彼は答えた、「そのことはもう話してあげたのに、聞いてくれませんでした。なぜまた聞こうとするのですか。あなたがたも、あの人の弟子になりたいのですか」。

28. そこで彼らは彼をののしって言った、「おまえはあれの弟子だが、わたしたちはモーセの弟子だ。

29. モーセに神が語られたということは知っている。だが、あの人がどこからきた者か、わたしたちは知らぬ」。

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