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ヨハネによる福音書 3:8-25 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

8. 風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞くが、それがどこからきて、どこへ行くかは知らない。霊から生れる者もみな、それと同じである」。

9. ニコデモはイエスに答えて言った、「どうして、そんなことがあり得ましょうか」。

10. イエスは彼に答えて言われた、「あなたはイスラエルの教師でありながら、これぐらいのことがわからないのか。

11. よくよく言っておく。わたしたちは自分の知っていることを語り、また自分の見たことをあかししているのに、あなたがたはわたしたちのあかしを受けいれない。

12. わたしが地上のことを語っているのに、あなたがたが信じないならば、天上のことを語った場合、どうしてそれを信じるだろうか。

13. 天から下ってきた者、すなわち人の子のほかには、だれも天に上った者はない。

14. そして、ちょうどモーセが荒野でへびを上げたように、人の子もまた上げられなければならない。

15. それは彼を信じる者が、すべて永遠の命を得るためである」。

16. 神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。

17. 神が御子を世につかわされたのは、世をさばくためではなく、御子によって、この世が救われるためである。

18. 彼を信じる者は、さばかれない。信じない者は、すでにさばかれている。神のひとり子の名を信じることをしないからである。

19. そのさばきというのは、光がこの世にきたのに、人々はそのおこないが悪いために、光よりもやみの方を愛したことである。

20. 悪を行っている者はみな光を憎む。そして、そのおこないが明るみに出されるのを恐れて、光にこようとはしない。

21. しかし、真理を行っている者は光に来る。その人のおこないの、神にあってなされたということが、明らかにされるためである。

22. こののち、イエスは弟子たちとユダヤの地に行き、彼らと一緒にそこに滞在して、バプテスマを授けておられた。

23. ヨハネもサリムに近いアイノンで、バプテスマを授けていた。そこには水がたくさんあったからである。人々がぞくぞくとやってきてバプテスマを受けていた。

24. そのとき、ヨハネはまだ獄に入れられてはいなかった。

25. ところが、ヨハネの弟子たちとひとりのユダヤ人との間に、きよめのことで争論が起った。

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