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ヨハネによる福音書 3:25-36 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

25. ところが、ヨハネの弟子たちとひとりのユダヤ人との間に、きよめのことで争論が起った。

26. そこで彼らはヨハネのところにきて言った、「先生、ごらん下さい。ヨルダンの向こうであなたと一緒にいたことがあり、そして、あなたがあかしをしておられたあのかたが、バプテスマを授けており、皆の者が、そのかたのところへ出かけています」。

27. ヨハネは答えて言った、「人は天から与えられなければ、何ものも受けることはできない。

28. 『わたしはキリストではなく、そのかたよりも先につかわされた者である』と言ったことをあかししてくれるのは、あなたがた自身である。

29. 花嫁をもつ者は花婿である。花婿の友人は立って彼の声を聞き、その声を聞いて大いに喜ぶ。こうして、この喜びはわたしに満ち足りている。

30. 彼は必ず栄え、わたしは衰える。

31. 上から来る者は、すべてのものの上にある。地から出る者は、地に属する者であって、地のことを語る。天から来る者は、すべてのものの上にある。

32. 彼はその見たところ、聞いたところをあかししているが、だれもそのあかしを受けいれない。

33. しかし、そのあかしを受けいれる者は、神がまことであることを、たしかに認めたのである。

34. 神がおつかわしになったかたは、神の言葉を語る。神は聖霊を限りなく賜うからである。

35. 父は御子を愛して、万物をその手にお与えになった。

36. 御子を信じる者は永遠の命をもつ。御子に従わない者は、命にあずかることがないばかりか、神の怒りがその上にとどまるのである」。

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