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ヨハネによる福音書 2:1-13 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

1. 三日目にガリラヤのカナに婚礼があって、イエスの母がそこにいた。

2. イエスも弟子たちも、その婚礼に招かれた。

3. ぶどう酒がなくなったので、母はイエスに言った、「ぶどう酒がなくなってしまいました」。

4. イエスは母に言われた、「婦人よ、あなたは、わたしと、なんの係わりがありますか。わたしの時は、まだきていません」。

5. 母は僕たちに言った、「このかたが、あなたがたに言いつけることは、なんでもして下さい」。

6. そこには、ユダヤ人のきよめのならわしに従って、それぞれ四、五斗もはいる石の水がめが、六つ置いてあった。

7. イエスは彼らに「かめに水をいっぱい入れなさい」と言われたので、彼らは口のところまでいっぱいに入れた。

8. そこで彼らに言われた、「さあ、くんで、料理がしらのところに持って行きなさい」。すると、彼らは持って行った。

9. 料理がしらは、ぶどう酒になった水をなめてみたが、それがどこからきたのか知らなかったので、(水をくんだ僕たちは知っていた)花婿を呼んで

10. 言った、「どんな人でも、初めによいぶどう酒を出して、酔いがまわったころにわるいのを出すものだ。それだのに、あなたはよいぶどう酒を今までとっておかれました」。

11. イエスは、この最初のしるしをガリラヤのカナで行い、その栄光を現された。そして弟子たちはイエスを信じた。

12. そののち、イエスは、その母、兄弟たち、弟子たちと一緒に、カペナウムに下って、幾日かそこにとどまられた。

13. さて、ユダヤ人の過越の祭が近づいたので、イエスはエルサレムに上られた。

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