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ヨハネによる福音書 11:4-20 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

4. イエスはそれを聞いて言われた、「この病気は死ぬほどのものではない。それは神の栄光のため、また、神の子がそれによって栄光を受けるためのものである」。

5. イエスは、マルタとその姉妹とラザロとを愛しておられた。

6. ラザロが病気であることを聞いてから、なおふつか、そのおられた所に滞在された。

7. それから弟子たちに、「もう一度ユダヤに行こう」と言われた。

8. 弟子たちは言った、「先生、ユダヤ人らが、さきほどもあなたを石で殺そうとしていましたのに、またそこに行かれるのですか」。

9. イエスは答えられた、「一日には十二時間あるではないか。昼間あるけば、人はつまずくことはない。この世の光を見ているからである。

10. しかし、夜あるけば、つまずく。その人のうちに、光がないからである」。

11. そう言われたが、それからまた、彼らに言われた、「わたしたちの友ラザロが眠っている。わたしは彼を起しに行く」。

12. すると弟子たちは言った、「主よ、眠っているのでしたら、助かるでしょう」。

13. イエスはラザロが死んだことを言われたのであるが、弟子たちは、眠って休んでいることをさして言われたのだと思った。

14. するとイエスは、あからさまに彼らに言われた、「ラザロは死んだのだ。

15. そして、わたしがそこにいあわせなかったことを、あなたがたのために喜ぶ。それは、あなたがたが信じるようになるためである。では、彼のところに行こう」。

16. するとデドモと呼ばれているトマスが、仲間の弟子たちに言った、「わたしたちも行って、先生と一緒に死のうではないか」。

17. さて、イエスが行ってごらんになると、ラザロはすでに四日間も墓の中に置かれていた。

18. ベタニヤはエルサレムに近く、二十五丁ばかり離れたところにあった。

19. 大ぜいのユダヤ人が、その兄弟のことで、マルタとマリヤとを慰めようとしてきていた。

20. マルタはイエスがこられたと聞いて、出迎えに行ったが、マリヤは家ですわっていた。

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