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ヨハネによる福音書 10:3-17 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

3. 門番は彼のために門を開き、羊は彼の声を聞く。そして彼は自分の羊の名をよんで連れ出す。

4. 自分の羊をみな出してしまうと、彼は羊の先頭に立って行く。羊はその声を知っているので、彼について行くのである。

5. ほかの人には、ついて行かないで逃げ去る。その人の声を知らないからである」。

6. イエスは彼らにこの比喩を話されたが、彼らは自分たちにお話しになっているのが何のことだか、わからなかった。

7. そこで、イエスはまた言われた、「よくよくあなたがたに言っておく。わたしは羊の門である。

8. わたしよりも前にきた人は、みな盗人であり、強盗である。羊は彼らに聞き従わなかった。

9. わたしは門である。わたしをとおってはいる者は救われ、また出入りし、牧草にありつくであろう。

10. 盗人が来るのは、盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするためにほかならない。わたしがきたのは、羊に命を得させ、豊かに得させるためである。

11. わたしはよい羊飼である。よい羊飼は、羊のために命を捨てる。

12. 羊飼ではなく、羊が自分のものでもない雇人は、おおかみが来るのを見ると、羊をすてて逃げ去る。そして、おおかみは羊を奪い、また追い散らす。

13. 彼は雇人であって、羊のことを心にかけていないからである。

14. わたしはよい羊飼であって、わたしの羊を知り、わたしの羊はまた、わたしを知っている。

15. それはちょうど、父がわたしを知っておられ、わたしが父を知っているのと同じである。そして、わたしは羊のために命を捨てるのである。

16. わたしにはまた、この囲いにいない他の羊がある。わたしは彼らをも導かねばならない。彼らも、わたしの声に聞き従うであろう。そして、ついに一つの群れ、ひとりの羊飼となるであろう。

17. 父は、わたしが自分の命を捨てるから、わたしを愛して下さるのである。命を捨てるのは、それを再び得るためである。

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