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マルコによる福音書 7:6-13 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

6. イエスは言われた、「イザヤは、あなたがた偽善者について、こう書いているが、それは適切な預言である、『この民は、口さきではわたしを敬うが、その心はわたしから遠く離れている。

7. 人間のいましめを教として教え、無意味にわたしを拝んでいる』。

8. あなたがたは、神のいましめをさしおいて、人間の言伝えを固執している」。

9. また、言われた、「あなたがたは、自分たちの言伝えを守るために、よくも神のいましめを捨てたものだ。

10. モーセは言ったではないか、『父と母とを敬え』、また『父または母をののしる者は、必ず死に定められる』と。

11. それだのに、あなたがたは、もし人が父または母にむかって、あなたに差上げるはずのこのものはコルバン、すなわち、供え物ですと言えば、それでよいとして、

12. その人は父母に対して、もう何もしないで済むのだと言っている。

13. こうしてあなたがたは、自分たちが受けついだ言伝えによって、神の言を無にしている。また、このような事をしばしばおこなっている」。

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