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マルコによる福音書 7:32-37 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

32. すると人々は、耳が聞えず口のきけない人を、みもとに連れてきて、手を置いてやっていただきたいとお願いした。

33. そこで、イエスは彼ひとりを群衆の中から連れ出し、その両耳に指をさし入れ、それから、つばきでその舌を潤し、

34. 天を仰いでため息をつき、その人に「エパタ」と言われた。これは「開けよ」という意味である。

35. すると彼の耳が開け、その舌のもつれもすぐ解けて、はっきりと話すようになった。

36. イエスは、この事をだれにも言ってはならぬと、人々に口止めをされたが、口止めをすればするほど、かえって、ますます言いひろめた。

37. 彼らは、ひとかたならず驚いて言った、「このかたのなさった事は、何もかも、すばらしい。耳の聞えない者を聞えるようにしてやり、口のきけない者をきけるようにしておやりになった」。

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