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マルコによる福音書 7:12-20 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

12. その人は父母に対して、もう何もしないで済むのだと言っている。

13. こうしてあなたがたは、自分たちが受けついだ言伝えによって、神の言を無にしている。また、このような事をしばしばおこなっている」。

14. それから、イエスは再び群衆を呼び寄せて言われた、「あなたがたはみんな、わたしの言うことを聞いて悟るがよい。

15. すべて外から人の中にはいって、人をけがしうるものはない。かえって、人の中から出てくるものが、人をけがすのである。〔

16. 聞く耳のある者は聞くがよい〕」。

17. イエスが群衆を離れて家にはいられると、弟子たちはこの譬について尋ねた。

18. すると、言われた、「あなたがたも、そんなに鈍いのか。すべて、外から人の中にはいって来るものは、人を汚し得ないことが、わからないのか。

19. それは人の心の中にはいるのではなく、腹の中にはいり、そして、外に出て行くだけである」。イエスはこのように、どんな食物でもきよいものとされた。

20. さらに言われた、「人から出て来るもの、それが人をけがすのである。

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