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マルコによる福音書 3:17-31 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

17. またゼベダイの子ヤコブと、ヤコブの兄弟ヨハネ、彼らにはボアネルゲ、すなわち、雷の子という名をつけられた。

18. つぎにアンデレ、ピリポ、バルトロマイ、マタイ、トマス、アルパヨの子ヤコブ、タダイ、熱心党のシモン、

19. それからイスカリオテのユダ。このユダがイエスを裏切ったのである。イエスが家にはいられると、

20. 群衆がまた集まってきたので、一同は食事をする暇もないほどであった。

21. 身内の者たちはこの事を聞いて、イエスを取押えに出てきた。気が狂ったと思ったからである。

22. また、エルサレムから下ってきた律法学者たちも、「彼はベルゼブルにとりつかれている」と言い、「悪霊どものかしらによって、悪霊どもを追い出しているのだ」とも言った。

23. そこでイエスは彼らを呼び寄せ、譬をもって言われた、「どうして、サタンがサタンを追い出すことができようか。

24. もし国が内部で分れ争うなら、その国は立ち行かない。

25. また、もし家が内わで分れ争うなら、その家は立ち行かないであろう。

26. もしサタンが内部で対立し分争するなら、彼は立ち行けず、滅んでしまう。

27. だれでも、まず強い人を縛りあげなければ、その人の家に押し入って家財を奪い取ることはできない。縛ってからはじめて、その家を略奪することができる。

28. よく言い聞かせておくが、人の子らには、その犯すすべての罪も神をけがす言葉も、ゆるされる。

29. しかし、聖霊をけがす者は、いつまでもゆるされず、永遠の罪に定められる」。

30. そう言われたのは、彼らが「イエスはけがれた霊につかれている」と言っていたからである。

31. さて、イエスの母と兄弟たちとがきて、外に立ち、人をやってイエスを呼ばせた。

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