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マルコによる福音書 3:1-8 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

1. イエスがまた会堂にはいられると、そこに片手のなえた人がいた。

2. 人々はイエスを訴えようと思って、安息日にその人をいやされるかどうかをうかがっていた。

3. すると、イエスは片手のなえたその人に、「立って、中へ出てきなさい」と言い、

4. 人々にむかって、「安息日に善を行うのと悪を行うのと、命を救うのと殺すのと、どちらがよいか」と言われた。彼らは黙っていた。

5. イエスは怒りを含んで彼らを見まわし、その心のかたくななのを嘆いて、その人に「手を伸ばしなさい」と言われた。そこで手を伸ばすと、その手は元どおりになった。

6. パリサイ人たちは出て行って、すぐにヘロデ党の者たちと、なんとかしてイエスを殺そうと相談しはじめた。

7. それから、イエスは弟子たちと共に海べに退かれたが、ガリラヤからきたおびただしい群衆がついて行った。またユダヤから、

8. エルサレムから、イドマヤから、更にヨルダンの向こうから、ツロ、シドンのあたりからも、おびただしい群衆が、そのなさっていることを聞いて、みもとにきた。

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