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マルコによる福音書 15:19-32 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

19. また、葦の棒でその頭をたたき、つばきをかけ、ひざまずいて拝んだりした。

20. こうして、イエスを嘲弄したあげく、紫の衣をはぎとり、元の上着を着せた。それから、彼らはイエスを十字架につけるために引き出した。

21. そこへ、アレキサンデルとルポスとの父シモンというクレネ人が、郊外からきて通りかかったので、人々はイエスの十字架を無理に負わせた。

22. そしてイエスをゴルゴタ、その意味は、されこうべ、という所に連れて行った。

23. そしてイエスに、没薬をまぜたぶどう酒をさし出したが、お受けにならなかった。

24. それから、イエスを十字架につけた。そしてくじを引いて、だれが何を取るかを定めたうえ、イエスの着物を分けた。

25. イエスを十字架につけたのは、朝の九時ごろであった。

26. イエスの罪状書きには「ユダヤ人の王」と、しるしてあった。

27. また、イエスと共にふたりの強盗を、ひとりを右に、ひとりを左に、十字架につけた。〔

28. こうして「彼は罪人たちのひとりに数えられた」と書いてある言葉が成就したのである。〕

29. そこを通りかかった者たちは、頭を振りながら、イエスをののしって言った、「ああ、神殿を打ちこわして三日のうちに建てる者よ、

30. 十字架からおりてきて自分を救え」。

31. 祭司長たちも同じように、律法学者たちと一緒になって、かわるがわる嘲弄して言った、「他人を救ったが、自分自身を救うことができない。

32. イスラエルの王キリスト、いま十字架からおりてみるがよい。それを見たら信じよう」。また、一緒に十字架につけられた者たちも、イエスをののしった。

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