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マルコによる福音書 14:19-27 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

19. 弟子たちは心配して、ひとりびとり「まさか、わたしではないでしょう」と言い出した。

20. イエスは言われた、「十二人の中のひとりで、わたしと一緒に同じ鉢にパンをひたしている者が、それである。

21. たしかに人の子は、自分について書いてあるとおりに去って行く。しかし、人の子を裏切るその人は、わざわいである。その人は生れなかった方が、彼のためによかったであろう」。

22. 一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、祝福してこれをさき、弟子たちに与えて言われた、「取れ、これはわたしのからだである」。

23. また杯を取り、感謝して彼らに与えられると、一同はその杯から飲んだ。

24. イエスはまた言われた、「これは、多くの人のために流すわたしの契約の血である。

25. あなたがたによく言っておく。神の国で新しく飲むその日までは、わたしは決して二度と、ぶどうの実から造ったものを飲むことをしない」。

26. 彼らは、さんびを歌った後、オリブ山へ出かけて行った。

27. そのとき、イエスは弟子たちに言われた、「あなたがたは皆、わたしにつまずくであろう。『わたしは羊飼を打つ。そして、羊は散らされるであろう』と書いてあるからである。

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