28. さあ、そのタラントをこの者から取りあげて、十タラントを持っている者にやりなさい。
29. おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。
30. この役に立たない僕を外の暗い所に追い出すがよい。彼は、そこで泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう』。
31. 人の子が栄光の中にすべての御使たちを従えて来るとき、彼はその栄光の座につくであろう。
32. そして、すべての国民をその前に集めて、羊飼が羊とやぎとを分けるように、彼らをより分け、
33. 羊を右に、やぎを左におくであろう。
34. そのとき、王は右にいる人々に言うであろう、『わたしの父に祝福された人たちよ、さあ、世の初めからあなたがたのために用意されている御国を受けつぎなさい。