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マタイによる福音書 24:27-39 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

27. ちょうど、いなずまが東から西にひらめき渡るように、人の子も現れるであろう。

28. 死体のあるところには、はげたかが集まるものである。

29. しかし、その時に起る患難の後、たちまち日は暗くなり、月はその光を放つことをやめ、星は空から落ち、天体は揺り動かされるであろう。

30. そのとき、人の子のしるしが天に現れるであろう。またそのとき、地のすべての民族は嘆き、そして力と大いなる栄光とをもって、人の子が天の雲に乗って来るのを、人々は見るであろう。

31. また、彼は大いなるラッパの音と共に御使たちをつかわして、天のはてからはてに至るまで、四方からその選民を呼び集めるであろう。

32. いちじくの木からこの譬を学びなさい。その枝が柔らかになり、葉が出るようになると、夏の近いことがわかる。

33. そのように、すべてこれらのことを見たならば、人の子が戸口まで近づいていると知りなさい。

34. よく聞いておきなさい。これらの事が、ことごとく起るまでは、この時代は滅びることがない。

35. 天地は滅びるであろう。しかしわたしの言葉は滅びることがない。

36. その日、その時は、だれも知らない。天の御使たちも、また子も知らない、ただ父だけが知っておられる。

37. 人の子の現れるのも、ちょうどノアの時のようであろう。

38. すなわち、洪水の出る前、ノアが箱舟にはいる日まで、人々は食い、飲み、めとり、とつぎなどしていた。

39. そして洪水が襲ってきて、いっさいのものをさらって行くまで、彼らは気がつかなかった。人の子の現れるのも、そのようであろう。

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