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マタイによる福音書 22:32-45 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

32. 『わたしはアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である』と書いてある。神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神である」。

33. 群衆はこれを聞いて、イエスの教に驚いた。

34. さて、パリサイ人たちは、イエスがサドカイ人たちを言いこめられたと聞いて、一緒に集まった。

35. そして彼らの中のひとりの律法学者が、イエスをためそうとして質問した、

36. 「先生、律法の中で、どのいましめがいちばん大切なのですか」。

37. イエスは言われた、「『心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。

38. これがいちばん大切な、第一のいましめである。

39. 第二もこれと同様である、『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』。

40. これらの二つのいましめに、律法全体と預言者とが、かかっている」。

41. パリサイ人たちが集まっていたとき、イエスは彼らにお尋ねになった、

42. 「あなたがたはキリストをどう思うか。だれの子なのか」。彼らは「ダビデの子です」と答えた。

43. イエスは言われた、「それではどうして、ダビデが御霊に感じてキリストを主と呼んでいるのか。

44. すなわち『主はわが主に仰せになった、あなたの敵をあなたの足もとに置くときまでは、わたしの右に座していなさい』。

45. このように、ダビデ自身がキリストを主と呼んでいるなら、キリストはどうしてダビデの子であろうか」。

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