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マタイによる福音書 22:24-37 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

24. 「先生、モーセはこう言っています、『もし、ある人が子がなくて死んだなら、その弟は兄の妻をめとって、兄のために子をもうけねばならない』。

25. さて、わたしたちのところに七人の兄弟がありました。長男は妻をめとったが死んでしまい、そして子がなかったので、その妻を弟に残しました。

26. 次男も三男も、ついに七人とも同じことになりました。

27. 最後に、その女も死にました。

28. すると復活の時には、この女は、七人のうちだれの妻なのでしょうか。みんながこの女を妻にしたのですが」。

29. イエスは答えて言われた、「あなたがたは聖書も神の力も知らないから、思い違いをしている。

30. 復活の時には、彼らはめとったり、とついだりすることはない。彼らは天にいる御使のようなものである。

31. また、死人の復活については、神があなたがたに言われた言葉を読んだことがないのか。

32. 『わたしはアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である』と書いてある。神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神である」。

33. 群衆はこれを聞いて、イエスの教に驚いた。

34. さて、パリサイ人たちは、イエスがサドカイ人たちを言いこめられたと聞いて、一緒に集まった。

35. そして彼らの中のひとりの律法学者が、イエスをためそうとして質問した、

36. 「先生、律法の中で、どのいましめがいちばん大切なのですか」。

37. イエスは言われた、「『心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。

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