旧約聖書

新約聖書

マタイによる福音書 22:20-31 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

20. そこでイエスは言われた、「これは、だれの肖像、だれの記号か」。

21. 彼らは「カイザルのです」と答えた。するとイエスは言われた、「それでは、カイザルのものはカイザルに、神のものは神に返しなさい」。

22. 彼らはこれを聞いて驚嘆し、イエスを残して立ち去った。

23. 復活ということはないと主張していたサドカイ人たちが、その日、イエスのもとにきて質問した、

24. 「先生、モーセはこう言っています、『もし、ある人が子がなくて死んだなら、その弟は兄の妻をめとって、兄のために子をもうけねばならない』。

25. さて、わたしたちのところに七人の兄弟がありました。長男は妻をめとったが死んでしまい、そして子がなかったので、その妻を弟に残しました。

26. 次男も三男も、ついに七人とも同じことになりました。

27. 最後に、その女も死にました。

28. すると復活の時には、この女は、七人のうちだれの妻なのでしょうか。みんながこの女を妻にしたのですが」。

29. イエスは答えて言われた、「あなたがたは聖書も神の力も知らないから、思い違いをしている。

30. 復活の時には、彼らはめとったり、とついだりすることはない。彼らは天にいる御使のようなものである。

31. また、死人の復活については、神があなたがたに言われた言葉を読んだことがないのか。

完全な章を読みます マタイによる福音書 22