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マタイによる福音書 22:15-25 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

15. そのときパリサイ人たちがきて、どうかしてイエスを言葉のわなにかけようと、相談をした。

16. そして、彼らの弟子を、ヘロデ党の者たちと共に、イエスのもとにつかわして言わせた、「先生、わたしたちはあなたが真実なかたであって、真理に基いて神の道を教え、また、人に分け隔てをしないで、だれをもはばかられないことを知っています。

17. それで、あなたはどう思われますか、答えてください。カイザルに税金を納めてよいでしょうか、いけないでしょうか」。

18. イエスは彼らの悪意を知って言われた、「偽善者たちよ、なぜわたしをためそうとするのか。

19. 税に納める貨幣を見せなさい」。彼らはデナリ一つを持ってきた。

20. そこでイエスは言われた、「これは、だれの肖像、だれの記号か」。

21. 彼らは「カイザルのです」と答えた。するとイエスは言われた、「それでは、カイザルのものはカイザルに、神のものは神に返しなさい」。

22. 彼らはこれを聞いて驚嘆し、イエスを残して立ち去った。

23. 復活ということはないと主張していたサドカイ人たちが、その日、イエスのもとにきて質問した、

24. 「先生、モーセはこう言っています、『もし、ある人が子がなくて死んだなら、その弟は兄の妻をめとって、兄のために子をもうけねばならない』。

25. さて、わたしたちのところに七人の兄弟がありました。長男は妻をめとったが死んでしまい、そして子がなかったので、その妻を弟に残しました。

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