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マタイによる福音書 18:14-30 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

14. そのように、これらの小さい者のひとりが滅びることは、天にいますあなたがたの父のみこころではない。

15. もしあなたの兄弟が罪を犯すなら、行って、彼とふたりだけの所で忠告しなさい。もし聞いてくれたら、あなたの兄弟を得たことになる。

16. もし聞いてくれないなら、ほかにひとりふたりを、一緒に連れて行きなさい。それは、ふたりまたは三人の証人の口によって、すべてのことがらが確かめられるためである。

17. もし彼らの言うことを聞かないなら、教会に申し出なさい。もし教会の言うことも聞かないなら、その人を異邦人または取税人同様に扱いなさい。

18. よく言っておく。あなたがたが地上でつなぐことは、天でも皆つながれ、あなたがたが地上で解くことは、天でもみな解かれるであろう。

19. また、よく言っておく。もしあなたがたのうちのふたりが、どんな願い事についても地上で心を合わせるなら、天にいますわたしの父はそれをかなえて下さるであろう。

20. ふたりまたは三人が、わたしの名によって集まっている所には、わたしもその中にいるのである」。

21. そのとき、ペテロがイエスのもとにきて言った、「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯した場合、幾たびゆるさねばなりませんか。七たびまでですか」。

22. イエスは彼に言われた、「わたしは七たびまでとは言わない。七たびを七十倍するまでにしなさい。

23. それだから、天国は王が僕たちと決算をするようなものだ。

24. 決算が始まると、一万タラントの負債のある者が、王のところに連れられてきた。

25. しかし、返せなかったので、主人は、その人自身とその妻子と持ち物全部とを売って返すように命じた。

26. そこで、この僕はひれ伏して哀願した、『どうぞお待ちください。全部お返しいたしますから』。

27. 僕の主人はあわれに思って、彼をゆるし、その負債を免じてやった。

28. その僕が出て行くと、百デナリを貸しているひとりの仲間に出会い、彼をつかまえ、首をしめて『借金を返せ』と言った。

29. そこでこの仲間はひれ伏し、『どうか待ってくれ。返すから』と言って頼んだ。

30. しかし承知せずに、その人をひっぱって行って、借金を返すまで獄に入れた。

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