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マタイによる福音書 17:18-27 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

18. イエスがおしかりになると、悪霊はその子から出て行った。そして子はその時いやされた。

19. それから、弟子たちがひそかにイエスのもとにきて言った、「わたしたちは、どうして霊を追い出せなかったのですか」。

20. するとイエスは言われた、「あなたがたの信仰が足りないからである。よく言い聞かせておくが、もし、からし種一粒ほどの信仰があるなら、この山にむかって『ここからあそこに移れ』と言えば、移るであろう。このように、あなたがたにできない事は、何もないであろう。〔

21. しかし、このたぐいは、祈と断食とによらなければ、追い出すことはできない〕」。

22. 彼らがガリラヤで集まっていた時、イエスは言われた、「人の子は人々の手にわたされ、

23. 彼らに殺され、そして三日目によみがえるであろう」。弟子たちは非常に心をいためた。

24. 彼らがカペナウムにきたとき、宮の納入金を集める人たちがペテロのところにきて言った、「あなたがたの先生は宮の納入金を納めないのか」。

25. ペテロは「納めておられます」と言った。そして彼が家にはいると、イエスから先に話しかけて言われた、「シモン、あなたはどう思うか。この世の王たちは税や貢をだれから取るのか。自分の子からか、それとも、ほかの人たちからか」。

26. ペテロが「ほかの人たちからです」と答えると、イエスは言われた、「それでは、子は納めなくてもよいわけである。

27. しかし、彼らをつまずかせないために、海に行って、つり針をたれなさい。そして最初につれた魚をとって、その口をあけると、銀貨一枚が見つかるであろう。それをとり出して、わたしとあなたのために納めなさい」。

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