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マタイによる福音書 12:13-24 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

13. そしてイエスはその人に、「手を伸ばしなさい」と言われた。そこで手を伸ばすと、ほかの手のように良くなった。

14. パリサイ人たちは出て行って、なんとかしてイエスを殺そうと相談した。

15. イエスはこれを知って、そこを去って行かれた。ところが多くの人々がついてきたので、彼らを皆いやし、

16. そして自分のことを人々にあらわさないようにと、彼らを戒められた。

17. これは預言者イザヤの言った言葉が、成就するためである、

18. 「見よ、わたしが選んだ僕、わたしの心にかなう、愛する者。わたしは彼にわたしの霊を授け、そして彼は正義を異邦人に宣べ伝えるであろう。

19. 彼は争わず、叫ばず、またその声を大路で聞く者はない。

20. 彼が正義に勝ちを得させる時まで、いためられた葦を折ることがなく、煙っている燈心を消すこともない。

21. 異邦人は彼の名に望みを置くであろう」。

22. そのとき、人々が悪霊につかれた盲人のおしを連れてきたので、イエスは彼をいやして、物を言い、また目が見えるようにされた。

23. すると群衆はみな驚いて言った、「この人が、あるいはダビデの子ではあるまいか」。

24. しかし、パリサイ人たちは、これを聞いて言った、「この人が悪霊を追い出しているのは、まったく悪霊のかしらベルゼブルによるのだ」。

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