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マタイによる福音書 1:15-25 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

15. エリウデはエレアザルの父、エレアザルはマタンの父、マタンはヤコブの父、

16. ヤコブはマリヤの夫ヨセフの父であった。このマリヤからキリストといわれるイエスがお生れになった。

17. だから、アブラハムからダビデまでの代は合わせて十四代、ダビデからバビロンへ移されるまでは十四代、そして、バビロンへ移されてからキリストまでは十四代である。

18. イエス・キリストの誕生の次第はこうであった。母マリヤはヨセフと婚約していたが、まだ一緒にならない前に、聖霊によって身重になった。

19. 夫ヨセフは正しい人であったので、彼女のことが公けになることを好まず、ひそかに離縁しようと決心した。

20. 彼がこのことを思いめぐらしていたとき、主の使が夢に現れて言った、「ダビデの子ヨセフよ、心配しないでマリヤを妻として迎えるがよい。その胎内に宿っているものは聖霊によるのである。

21. 彼女は男の子を産むであろう。その名をイエスと名づけなさい。彼は、おのれの民をそのもろもろの罪から救う者となるからである」。

22. すべてこれらのことが起ったのは、主が預言者によって言われたことの成就するためである。すなわち、

23. 「見よ、おとめがみごもって男の子を産むであろう。その名はインマヌエルと呼ばれるであろう」。これは、「神われらと共にいます」という意味である。

24. ヨセフは眠りからさめた後に、主の使が命じたとおりに、マリヤを妻に迎えた。

25. しかし、子が生れるまでは、彼女を知ることはなかった。そして、その子をイエスと名づけた。

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