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ヘブル人への手紙 7:10-19 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

10. なぜなら、メルキゼデクがアブラハムを迎えた時には、レビはまだこの父祖の腰の中にいたからである。

11. もし全うされることがレビ系の祭司制によって可能であったら-民は祭司制の下に律法を与えられたのであるが-なんの必要があって、なお、「アロンに等しい」と呼ばれない、別な「メルキゼデクに等しい」祭司が立てられるのであるか。

12. 祭司制に変更があれば、律法にも必ず変更があるはずである。

13. さて、これらのことは、いまだかつて祭壇に奉仕したことのない、他の部族に関して言われているのである。

14. というのは、わたしたちの主がユダ族の中から出られたことは、明らかであるが、モーセは、この部族について、祭司に関することでは、ひとことも言っていない。

15. そしてこの事は、メルキゼデクと同様な、ほかの祭司が立てられたことによって、ますます明白になる。

16. 彼は、肉につける戒めの律法によらないで、朽ちることのないいのちの力によって立てられたのである。

17. それについては、聖書に「あなたこそは、永遠に、メルキゼデクに等しい祭司である」とあかしされている。

18. このようにして、一方では、前の戒めが弱くかつ無益であったために無効になると共に、

19. (律法は、何事をも全うし得なかったからである)、他方では、さらにすぐれた望みが現れてきて、わたしたちを神に近づかせるのである。

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