旧約聖書

新約聖書

ヘブル人への手紙 13:10-22 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

10. わたしたちには一つの祭壇がある。幕屋で仕えている者たちは、その祭壇の食物をたべる権利はない。

11. なぜなら、大祭司によって罪のためにささげられるけものの血は、聖所のなかに携えて行かれるが、そのからだは、営所の外で焼かれてしまうからである。

12. だから、イエスもまた、ご自分の血で民をきよめるために、門の外で苦難を受けられたのである。

13. したがって、わたしたちも、彼のはずかしめを身に負い、営所の外に出て、みもとに行こうではないか。

14. この地上には、永遠の都はない。きたらんとする都こそ、わたしたちの求めているものである。

15. だから、わたしたちはイエスによって、さんびのいけにえ、すなわち、彼の御名をたたえるくちびるの実を、たえず神にささげようではないか。

16. そして、善を行うことと施しをすることとを、忘れてはいけない。神は、このようないけにえを喜ばれる。

17. あなたがたの指導者たちの言うことを聞きいれて、従いなさい。彼らは、神に言いひらきをすべき者として、あなたがたのたましいのために、目をさましている。彼らが嘆かないで、喜んでこのことをするようにしなさい。そうでないと、あなたがたの益にならない。

18. わたしたちのために、祈ってほしい。わたしたちは明らかな良心を持っていると信じており、何事についても、正しく行動しようと願っている。

19. わたしがあなたがたの所に早く帰れるため、祈ってくれるように、特にお願いする。

20. 永遠の契約の血による羊の大牧者、わたしたちの主イエスを、死人の中から引き上げられた平和の神が、

21. イエス・キリストによって、みこころにかなうことをわたしたちにして下さり、あなたがたが御旨を行うために、すべての良きものを備えて下さるようにこい願う。栄光が、世々限りなく神にあるように、アァメン。

22. 兄弟たちよ。どうかわたしの勧めの言葉を受けいれてほしい。わたしは、ただ手みじかに書いたのだから。

完全な章を読みます ヘブル人への手紙 13