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ヘブル人への手紙 11:21-30 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

21. 信仰によって、ヤコブは死のまぎわに、ヨセフの子らをひとりびとり祝福し、そしてそのつえのかしらによりかかって礼拝した。

22. 信仰によって、ヨセフはその臨終に、イスラエルの子らの出て行くことを思い、自分の骨のことについてさしずした。

23. 信仰によって、モーセの生れたとき、両親は、三か月のあいだ彼を隠した。それは、彼らが子供のうるわしいのを見たからである。彼らはまた、王の命令をも恐れなかった。

24. 信仰によって、モーセは、成人したとき、パロの娘の子と言われることを拒み、

25. 罪のはかない歓楽にふけるよりは、むしろ神の民と共に虐待されることを選び、

26. キリストのゆえに受けるそしりを、エジプトの宝にまさる富と考えた。それは、彼が報いを望み見ていたからである。

27. 信仰によって、彼は王の憤りをも恐れず、エジプトを立ち去った。彼は、見えないかたを見ているようにして、忍びとおした。

28. 信仰によって、滅ぼす者が、長子らに手を下すことのないように、彼は過越を行い血を塗った。

29. 信仰によって、人々は紅海をかわいた土地をとおるように渡ったが、同じことを企てたエジプト人はおぼれ死んだ。

30. 信仰によって、エリコの城壁は、七日にわたってまわったために、くずれおちた。

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