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ヘブル人への手紙 11:16-25 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

16. しかし実際、彼らが望んでいたのは、もっと良い、天にあるふるさとであった。だから神は、彼らの神と呼ばれても、それを恥とはされなかった。事実、神は彼らのために、都を用意されていたのである。

17. 信仰によって、アブラハムは、試錬を受けたとき、イサクをささげた。すなわち、約束を受けていた彼が、そのひとり子をささげたのである。

18. この子については、「イサクから出る者が、あなたの子孫と呼ばれるであろう」と言われていたのであった。

19. 彼は、神が死人の中から人をよみがえらせる力がある、と信じていたのである。だから彼は、いわば、イサクを生きかえして渡されたわけである。

20. 信仰によって、イサクは、きたるべきことについて、ヤコブとエサウとを祝福した。

21. 信仰によって、ヤコブは死のまぎわに、ヨセフの子らをひとりびとり祝福し、そしてそのつえのかしらによりかかって礼拝した。

22. 信仰によって、ヨセフはその臨終に、イスラエルの子らの出て行くことを思い、自分の骨のことについてさしずした。

23. 信仰によって、モーセの生れたとき、両親は、三か月のあいだ彼を隠した。それは、彼らが子供のうるわしいのを見たからである。彼らはまた、王の命令をも恐れなかった。

24. 信仰によって、モーセは、成人したとき、パロの娘の子と言われることを拒み、

25. 罪のはかない歓楽にふけるよりは、むしろ神の民と共に虐待されることを選び、

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