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ヘブル人への手紙 10:6-20 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

6. あなたは燔祭や罪祭を好まれなかった。

7. その時、わたしは言った、『神よ、わたしにつき、巻物の書物に書いてあるとおり、見よ、御旨を行うためにまいりました』」。

8. ここで、初めに、「あなたは、いけにえとささげ物と燔祭と罪祭と(すなわち、律法に従ってささげられるもの)を望まれず、好まれもしなかった」とあり、

9. 次に、「見よ、わたしは御旨を行うためにまいりました」とある。すなわち、彼は、後のものを立てるために、初めのものを廃止されたのである。

10. この御旨に基きただ一度イエス・キリストのからだがささげられたことによって、わたしたちはきよめられたのである。

11. こうして、すべての祭司は立って日ごとに儀式を行い、たびたび同じようないけにえをささげるが、それらは決して罪を除き去ることはできない。

12. しかるに、キリストは多くの罪のために一つの永遠のいけにえをささげた後、神の右に座し、

13. それから、敵をその足台とするときまで、待っておられる。

14. 彼は一つのささげ物によって、きよめられた者たちを永遠に全うされたのである。

15. 聖霊もまた、わたしたちにあかしをして、

16. 「わたしが、それらの日の後、彼らに対して立てようとする契約はこれであると、主が言われる。わたしの律法を彼らの心に与え、彼らの思いのうちに書きつけよう」と言い、

17. さらに、「もはや、彼らの罪と彼らの不法とを、思い出すことはしない」と述べている。

18. これらのことに対するゆるしがある以上、罪のためのささげ物は、もはやあり得ない。

19. 兄弟たちよ。こういうわけで、わたしたちはイエスの血によって、はばかることなく聖所にはいることができ、

20. 彼の肉体なる幕をとおり、わたしたちのために開いて下さった新しい生きた道をとおって、はいって行くことができるのであり、

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