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ピリピ人への手紙 2:1-15 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

1. そこで、あなたがたに、キリストによる勧め、愛の励まし、御霊の交わり、熱愛とあわれみとが、いくらかでもあるなら、

2. どうか同じ思いとなり、同じ愛の心を持ち、心を合わせ、一つ思いになって、わたしの喜びを満たしてほしい。

3. 何事も党派心や虚栄からするのでなく、へりくだった心をもって互に人を自分よりすぐれた者としなさい。

4. おのおの、自分のことばかりでなく、他人のことも考えなさい。

5. キリスト・イエスにあっていだいているのと同じ思いを、あなたがたの間でも互に生かしなさい。

6. キリストは、神のかたちであられたが、神と等しくあることを固守すべき事とは思わず、

7. かえって、おのれをむなしうして僕のかたちをとり、人間の姿になられた。その有様は人と異ならず、

8. おのれを低くして、死に至るまで、しかも十字架の死に至るまで従順であられた。

9. それゆえに、神は彼を高く引き上げ、すべての名にまさる名を彼に賜わった。

10. それは、イエスの御名によって、天上のもの、地上のもの、地下のものなど、あらゆるものがひざをかがめ、

11. また、あらゆる舌が、「イエス・キリストは主である」と告白して、栄光を父なる神に帰するためである。

12. わたしの愛する者たちよ。そういうわけだから、あなたがたがいつも従順であったように、わたしが一緒にいる時だけでなく、いない今は、いっそう従順でいて、恐れおののいて自分の救の達成に努めなさい。

13. あなたがたのうちに働きかけて、その願いを起させ、かつ実現に至らせるのは神であって、それは神のよしとされるところだからである。

14. すべてのことを、つぶやかず疑わないでしなさい。

15. それは、あなたがたが責められるところのない純真な者となり、曲った邪悪な時代のただ中にあって、傷のない神の子となるためである。あなたがたは、いのちの言葉を堅く持って、彼らの間で星のようにこの世に輝いている。

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