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コリント人への第二の手紙 12:1-9 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

1. わたしは誇らざるを得ないので、無益ではあろうが、主のまぼろしと啓示とについて語ろう。

2. わたしはキリストにあるひとりの人を知っている。この人は十四年前に第三の天にまで引き上げられた-それが、からだのままであったか、わたしは知らない。からだを離れてであったか、それも知らない。神がご存じである。

3. この人が-それが、からだのままであったか、からだを離れてであったか、わたしは知らない。神がご存じである-

4. パラダイスに引き上げられ、そして口に言い表わせない、人間が語ってはならない言葉を聞いたのを、わたしは知っている。

5. わたしはこういう人について誇ろう。しかし、わたし自身については、自分の弱さ以外には誇ることをすまい。

6. もっとも、わたしが誇ろうとすれば、ほんとうの事を言うのだから、愚か者にはならないだろう。しかし、それはさし控えよう。わたしがすぐれた啓示を受けているので、わたしについて見たり聞いたりしている以上に、人に買いかぶられるかも知れないから。

7. そこで、高慢にならないように、わたしの肉体に一つのとげが与えられた。それは、高慢にならないように、わたしを打つサタンの使なのである。

8. このことについて、わたしは彼を離れ去らせて下さるようにと、三度も主に祈った。

9. ところが、主が言われた、「わたしの恵みはあなたに対して十分である。わたしの力は弱いところに完全にあらわれる」。それだから、キリストの力がわたしに宿るように、むしろ、喜んで自分の弱さを誇ろう。

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