旧約聖書

新約聖書

コリント人への第一の手紙 14:17-32 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

17. 感謝するのは結構だが、それで、ほかの人の徳を高めることにはならない。

18. わたしは、あなたがたのうちのだれよりも多く異言が語れることを、神に感謝する。

19. しかし教会では、一万の言葉を異言で語るよりも、ほかの人たちをも教えるために、むしろ五つの言葉を知性によって語る方が願わしい。

20. 兄弟たちよ。物の考えかたでは、子供となってはいけない。悪事については幼な子となるのはよいが、考えかたでは、おとなとなりなさい。

21. 律法にこう書いてある、「わたしは、異国の舌と異国のくちびるとで、この民に語るが、それでも、彼らはわたしに耳を傾けない、と主が仰せになる」。

22. このように、異言は信者のためではなく未信者のためのしるしであるが、預言は未信者のためではなく信者のためのしるしである。

23. もし全教会が一緒に集まって、全員が異言を語っているところに、初心者か不信者かがはいってきたら、彼らはあなたがたを気違いだと言うだろう。

24. しかし、全員が預言をしているところに、不信者か初心者がはいってきたら、彼の良心はみんなの者に責められ、みんなの者にさばかれ、

25. その心の秘密があばかれ、その結果、ひれ伏して神を拝み、「まことに、神があなたがたのうちにいます」と告白するに至るであろう。

26. すると、兄弟たちよ。どうしたらよいのか。あなたがたが一緒に集まる時、各自はさんびを歌い、教をなし、啓示を告げ、異言を語り、それを解くのであるが、すべては徳を高めるためにすべきである。

27. もし異言を語る者があれば、ふたりか、多くて三人の者が、順々に語り、そして、ひとりがそれを解くべきである。

28. もし解く者がいない時には、教会では黙っていて、自分に対しまた神に対して語っているべきである。

29. 預言をする者の場合にも、ふたりか三人かが語り、ほかの者はそれを吟味すべきである。

30. しかし、席にいる他の者が啓示を受けた場合には、初めの者は黙るがよい。

31. あなたがたは、みんなが学びみんなが勧めを受けるために、ひとりずつ残らず預言をすることができるのだから。

32. かつ、預言者の霊は預言者に服従するものである。

完全な章を読みます コリント人への第一の手紙 14