旧約聖書

新約聖書

コリント人への第一の手紙 14:1-15 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

1. 愛を追い求めなさい。また、霊の賜物を、ことに預言することを、熱心に求めなさい。

2. 異言を語る者は、人にむかって語るのではなく、神にむかって語るのである。それはだれにもわからない。彼はただ、霊によって奥義を語っているだけである。

3. しかし預言をする者は、人に語ってその徳を高め、彼を励まし、慰めるのである。

4. 異言を語る者は自分だけの徳を高めるが、預言をする者は教会の徳を高める。

5. わたしは実際、あなたがたがひとり残らず異言を語ることを望むが、特に預言をしてもらいたい。教会の徳を高めるように異言を解かない限り、異言を語る者よりも、預言をする者の方がまさっている。

6. だから、兄弟たちよ。たといわたしがあなたがたの所に行って異言を語るとしても、啓示か知識か預言か教かを語らなければ、あなたがたに、なんの役に立つだろうか。

7. また、笛や立琴のような楽器でも、もしその音に変化がなければ、何を吹いているのか、弾いているのか、どうして知ることができようか。

8. また、もしラッパがはっきりした音を出さないなら、だれが戦闘の準備をするだろうか。

9. それと同様に、もしあなたがたが異言ではっきりしない言葉を語れば、どうしてその語ることがわかるだろうか。それでは、空にむかって語っていることになる。

10. 世には多種多様の言葉があるだろうが、意味のないものは一つもない。

11. もしその言葉の意味がわからないなら、語っている人にとっては、わたしは異国人であり、語っている人も、わたしにとっては異国人である。

12. だから、あなたがたも、霊の賜物を熱心に求めている以上は、教会の徳を高めるために、それを豊かにいただくように励むがよい。

13. このようなわけであるから、異言を語る者は、自分でそれを解くことができるように祈りなさい。

14. もしわたしが異言をもって祈るなら、わたしの霊は祈るが、知性は実を結ばないからである。

15. すると、どうしたらよいのか。わたしは霊で祈ると共に、知性でも祈ろう。霊でさんびを歌うと共に、知性でも歌おう。

完全な章を読みます コリント人への第一の手紙 14