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コリント人への第一の手紙 11:19-29 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

19. たしかに、あなたがたの中でほんとうの者が明らかにされるためには、分派もなければなるまい。

20. そこで、あなたがたが一緒に集まるとき、主の晩餐を守ることができないでいる。

21. というのは、食事の際、各自が自分の晩餐をかってに先に食べるので、飢えている人があるかと思えば、酔っている人がある始末である。

22. あなたがたには、飲み食いをする家がないのか。それとも、神の教会を軽んじ、貧しい人々をはずかしめるのか。わたしはあなたがたに対して、なんと言おうか。あなたがたを、ほめようか。この事では、ほめるわけにはいかない。

23. わたしは、主から受けたことを、また、あなたがたに伝えたのである。すなわち、主イエスは、渡される夜、パンをとり、

24. 感謝してこれをさき、そして言われた、「これはあなたがたのための、わたしのからだである。わたしを記念するため、このように行いなさい」。

25. 食事ののち、杯をも同じようにして言われた、「この杯は、わたしの血による新しい契約である。飲むたびに、わたしの記念として、このように行いなさい」。

26. だから、あなたがたは、このパンを食し、この杯を飲むごとに、それによって、主がこられる時に至るまで、主の死を告げ知らせるのである。

27. だから、ふさわしくないままでパンを食し主の杯を飲む者は、主のからだと血とを犯すのである。

28. だれでもまず自分を吟味し、それからパンを食べ杯を飲むべきである。

29. 主のからだをわきまえないで飲み食いする者は、その飲み食いによって自分にさばきを招くからである。

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