チャプター

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  2. 2
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旧約聖書

新約聖書

雅歌 6 リビングバイブル (JLB)

1. 「だれよりも美しい人よ。 あなたの愛する人は、どこへ行かれたのですか。 その方を捜してあげましょう。」おとめ

2. 「あの方は、ご自分の庭園、香料の花壇へ行かれました。羊の群れを飼い、ゆりの花を集めるためです。 

3. 私は愛する方のもの、愛する方は私のもの。 あの方は、ゆりの花の間で羊の群れを飼っておられます。」ソロモン王

4. 「愛する人よ。 君は眺めのよいティルツァの地のように美しく、エルサレムのように愛らしい。 君は私をとりこにした。 

5. そんなに見つめないでくれ。 君の目に、吸い込まれてしまいそうだ。 君の顔にゆれる髪は、ギルアデの山腹を跳びはねて降りて来る山羊の群れのようだ。 

6. 歯は、体を洗い流してやったばかりの雌羊のように、真っ白で、きれいな歯ならびだ。 

7. 髪の毛のかかる頬は、なんともかわいらしい。 

8. 私には、王妃が六十人、そばめは八十人、おとめたちは数知れずいる。 

9. だが、鳩にも似た、君のような完全な女は、ただの一人もいない。 エルサレムの女たちは、君を見て歓声をあげた。 王妃やそばめたちでさえ、君をほめそやした。 

10. 『夜明けのようにほのぼのしていて、月のようにおしとやかな、また太陽のように明るく、私たちをすっかり魅了してしまうこの方は、いったいだれですか』と。」おとめ

11. 「私はくるみ林と谷へ行ってみました。 春の訪れを知りたかったからです。 ぶどうの木が芽を吹いたか、もう、ざくろの花が咲いたかを見に。 

12. でも、いつしかひどいホームシックにかかり、生まれ故郷がたまらなく恋しくなりました。」エルサレムの娘たち

13. 「シュラムの娘さん、帰って来てください。私たちのところへ戻って来てください。 もう一度、あなたの顔を見たいのです。」おとめ「どうして、ただのシュラム人の女を、そんなに見たいのですか。」ソロモン王「それは、君が見事な舞を見せるからだよ。」ソロモン王