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詩篇 55:6-20 リビングバイブル (JLB)

6. ああ、鳩のように翼があれば、遠くへ飛び去り、身を横たえることもできますのに。 

7. はるかかなたの砂漠へ飛んで行き、そこに潜んでいたいのです。 

8. この嵐を逃れて、どこかの避難所へ逃げ出したいのです。

9.  主よ、敵を仲間割れさせ、暴力沙汰で自滅させてください。 

10. やつらときたら昼も夜も城壁の上を巡り、侵入者を見張っていますが、実際には問題は内部に巣くっているのです。 邪悪と不正行為が町にはびこっていますから。 

11. そのほか、殺人や強盗、市場ばかりか至る所で詐欺がまかり通っています。

12.  私をののしるのは敵ではありません。 それなら我慢もできたでしょう。 身を避け、逃げることもできたでしょう。 

13. しかし、相手というのは、ほかならぬおまえ、仲間であり、友人であるおまえだった。 

14. われわれは兄弟同様の仲だったではないか。 祭りの日には連れ立って神の宮へ行き、道々楽しく語り合った私たちだったのに。 

15.  死が取りついて、働き盛りの彼らを倒しますように。 その家庭生活まで罪に冒され、心は底の底まで汚れきっていますから。 

16. しかし私は、神様にお願いすれば、救っていただけるのです。 

17. 朝、昼、晩と、私は神様に祈り、大声で嘆願します。 すると、神様はその願いを受け入れてくださいます。 

18. 多数を敵に回した不利な戦いであろうと、神様の救いは確実です。 

19. 神様を敬わず、その戒めを踏みにじった彼らには、永遠の神様が報復なさるのです。

20.  かつてあれほど親しかった友人が、私を裏切りました。 約束を破ったのです。 

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