5-6. 傷口はただれ、うみがあふれています。 罪の重さに、身を二つに折るようにして苦しんでいます。 昼も夜も苦痛に満ち、
7. 腰は焼けつくように痛く、全身が病み疲れているのです。
8. 私は精根尽き果て、絶望してうめくのみです。
9. 主よ。 どれほど健康な体に戻りたいことか! あなたはご存じです。 私のため息は一つ残らずお耳に達したはずです。
10. 動悸は激しく、体力は消耗し、失明の一歩手前まで来ました。
11. 愛する者や友人たちは、私の病気をこわがって近寄ってくれません。 家族の者さえ遠巻きにしています。
12. 一方、敵はと言えば、この命をつけねらい、目覚めている間中、策略を練っているのです。
13-14. しかし私は、彼らの脅し声には我関せずを決め込んでいます。 おしのように、黙りこくっています。